佐賀県唐津市にある無料キャンプスポット「さよの湖キャンプ場(厳木ダムキャンプ場)」で宿泊してきました。
九州ツーリング中に、佐賀エリアで宿泊できるキャンプ場を探していたところ、唐津市街と佐賀市街のちょうど中間あたりのこの無料キャンプ場を発見。予約不要で利用できることもあり、実際に訪れてみることにしました。
この記事では、さよの湖キャンプ場を実際に利用して感じたサイトの雰囲気や設備、利用時の注意点、おすすめポイントなどを紹介します。
さよの湖キャンプ場の基本情報【無料・予約不要】

- キャンプ場名:さよの湖キャンプ場(厳木ダム)※「厳木:きゅうらぎ」と読む
- 所在地:〒849-3101 佐賀県唐津市厳木町天川
- 営業期間:通年
- 料金:無料
- 予約:予約不要
- 駐車場:あり(無料)
- 訪問日:2026年5月
- アクセス:厳木多久有料道路牧瀬ICより車で約10分
- ウェブサイト:厳木ダム公式サイト
さよの湖キャンプ場の地図【Googleマップ】
さよの湖キャンプ場の設備・環境

さよの湖キャンプ場は、予約不要・無料で利用できるキャンプ場です。
ただし、設備は非常にシンプルで、トイレは簡易トイレのみ。炊事場や水場は利用できないため、初心者向けというよりは、ある程度キャンプに慣れた中・上級者向けの環境です。
- 駐車場:あり⭕️
- トイレ:あり△(簡易トイレ)
- シャワー:なし
- 炊事場・水場:なし✖️
- 直火/焚き火:直火不可 / 焚き火台必須⭕️
- 混雑具合:やや混雑(平日に利用した際は、デイキャンプ1組、ソロキャンプ3名)
- ゴミ処理:なし✖️(持ち帰り必須)
- 売店:なし
キャンプサイトの雰囲気

さよの湖キャンプ場は区画分けされたサイトではなく、自由に設営できるフリーサイトになっています。
ただし、実際にキャンプできるスペースはそれほど広くなく、設営できる場所も限られていました。さらに、傾斜のある場所も多いため、快適に設営できるフラットな場所は意外と少ない印象です。

そのため、混雑時は場所選びに苦労する可能性があります。

周辺には運動場があり、訪れた際は地元の子どもたちが野球をしていました。また、運動場近くの芝生エリアはキャンプ禁止となっているため、設営場所には注意が必要です。

日中は川遊びをしている子どもたちの姿もあり、地域の公園として利用されている雰囲気を感じました。

駐車場・バイクの乗り入れ

運動場の横には広めの駐車場があります。キャンプサイト内への車両乗り入れはできませんが、荷物の積み下ろし時はサイト近くまで車やバイクを寄せることができるため、荷運びは比較的しやすい環境でした。

トイレの清潔感

トイレは2か所あります。
1つはキャンプサイト近くの坂を登った場所、もう1つは運動場横の駐車場付近に設置されています。
ただし、どちらも簡易トイレとなっており、設備面はかなり簡素です。水洗ではなく、備え付けられたペットボトルの水で流す方式になっていました。
トイレットペーパーは設置されていましたが、清潔感を重視する方には少し厳しく感じるかもしれません。



炊事場・水場
炊事場自体はありますが、水は流れておらず、実質的には利用できない状態でした。そのため、現地で洗い物をする前提では考えない方が良さそうです。


また、駐車場付近では湧き水を利用できるようになっていますが、洗い物や歯磨き、うがいなどは禁止されています。利用する際は、現地のルールやマナーを守るようにしましょう。

買い出しスポット
キャンプ場周辺には、スーパーなど大きな買い出しスポットはありません。近くにAコープがありましたが、現在は営業していません。
そのため、食材や飲み物などは事前に購入してから向かうのがおすすめです。
また、炊事場や水場が実質利用できないため、洗い物が発生しにくい食事を選ぶと快適に過ごしやすいと感じました。外食を済ませてから訪れる、あるいは紙皿や使い捨て用品を活用するのも良いと思います。
近くの温泉情報

車で約10分ほどの場所には、 きゅうらぎ温泉 佐用姫の湯 があります。
さよの湖キャンプ場は設備がかなりシンプルなため、近くに温泉施設があるのは嬉しいポイントです。
温泉だけでなく、サウナや岩盤浴、食事処も利用できるため、しっかりリフレッシュして疲れを癒すことができます。「キャンプ場では寝るだけ」と割り切るスタイルとも相性が良さそうです。
きゅうらぎ温泉 佐用姫の湯
- 利用時間:9:30~21:00(最終受付20:30)
- 定休日:毎週火曜日
- 利用料金:
大人(中学生以上)600円(17:00以降 460円)
小人(4歳~小学生)300円(17:00以降 230円) - 公式サイト:きゅうらぎ温泉 佐用姫の湯
さよの湖キャンプ場のおすすめポイント

佐賀県で貴重な無料キャンプスポット
さよの湖キャンプ場は、唐津市街と佐賀市街の中間あたりに位置しており、佐賀県内では貴重な「予約不要・無料」で利用できるキャンプスポットです。
設備はシンプルですが、九州ツーリングでの中継地点としては、活用しやすい場所だと感じました。
近くに温泉があり不便さを補いやすい
キャンプ場自体には水場やシャワーなどの設備がありませんが、近くには温泉施設があるため、不便さをある程度カバーできるのもポイントです。
温泉やサウナでしっかりリフレッシュしてからキャンプ場へ向かえば、快適に過ごしやすくなります。
川と森林に囲まれた自然豊かなロケーション
キャンプ場の近くには川が流れており、ダム周辺は森林に囲まれているため、自然を感じながらゆったり過ごせるのも魅力です。
利用前に知っておきたい注意点


- ダムの放流時には、アナウンスとサイレンが流れます。実際に利用した際は、早朝4:30頃に放流の案内とサイレンが鳴り響きました。
- 川遊びをする場合は、急な増水の可能性があるため十分注意が必要です。特に子ども連れの場合は、川の近くから目を離さないようにしましょう。
- また、キャンプできるスペースはそれほど広くなく、設営できる場所も限られています。混雑時は譲り合いながら、マナーや節度を守って利用することが大切です。
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実際に訪れてみた感想
平日に利用しましたが、到着した時は若者グループがデイキャンプをしていて、かなり賑やかな雰囲気でした。正直、「今日はちょっとハズレの日かもしれないな……」と思ったのが最初の印象です。
さらに、トイレは簡易トイレのみ。設備面はかなりワイルドで、綺麗な設備を求める人には正直おすすめしづらい環境だと感じました。
キャンプできるスペースもそれほど広くなく、フラットで条件の良い場所はすでに埋まっていました。結局、自分は少し傾斜のある場所でしたが、できるだけ人から離れた静かな場所を選んで設営しました。
すると、その後に来た年配のバイク乗りのソロキャンパーが、なぜか自分のすぐ近くに設営を開始。いわゆる「キャンプトナラー」という人です。
「まあ、サイトも狭いし仕方ないか……」と思っていたのですが、その後に音楽を流し始めました。本人は控えめな音量のつもりだったのかもしれませんが、静かな環境では意外と響くんですよね。
正直、「うーん……」とは思いましたが、無料キャンプ場ではこういうこともあります。注意するという選択肢もありましたが、無料キャンプ場は本当にいろいろな人が利用するので、そのままやり過ごしました。
こういう時のために耳栓やタブレットを持ってきていたので、結果的には問題なく過ごせました。無料キャンプ場に慣れてくると、「どう回避するか」も大事なスキルだなと感じます。
ただ、近くに温泉があるのは本当に助かりました。しっかり温泉とサウナでリフレッシュして、キャンプ場では自然を感じながら寝るだけ。そう割り切ると、かなり快適に利用できます。
また、日中に騒いでいた若者グループはデイキャンプだったようで、夜になると周囲は比較的静かになり、落ち着いた時間を過ごせました。
早朝4:30頃。突然、ダム放流のアナウンスとサイレンが鳴り響き、目が覚めました。かなり早い目覚ましアラームです(笑)
設備面だけを見ると、かなり人を選ぶキャンプ場ではありますが、不便さも含めて自然の中に身を置く感覚や、「宿泊するだけ」と割り切って利用すれば、十分価値のあるキャンプ場だと感じました。
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まとめ
さよの湖キャンプ場は、設備だけを見ると決して快適とは言えない、かなり「玄人向け」の無料キャンプ場でした。
簡易トイレのみで、水場も実質利用できず、設営できる場所も限られています。利用者次第では雰囲気も大きく変わるため、人によっては厳しく感じる場面もあると思います。
しかしその一方で、川の流れる音や森林に囲まれた環境、無料ならではの自由な雰囲気など、自然の中に身を置いて過ごせる魅力もありました。
また、近くに温泉施設があるため、温泉や食事を済ませてから「キャンプ場では寝るだけ」と割り切れば、十分使い勝手の良いキャンプスポットだと思います。
快適性や設備重視の人には向きませんが、不便さも含めて楽しめる人や、自然の中で過ごしたいソロキャンパーには、意外と相性の良い場所かもしれません。
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