大分・原尻の滝|ツーリング&ドライブで行く絶景スポット完全ガイド

大分県豊後大野市にある「原尻の滝」へ、バイクツーリングで行ってきました。幅約120メートル・高さ約20メートルを誇るスケールは圧巻で、“東洋のナイアガラ”とも称される日本有数の絶景スポットです。「日本の滝百選」に選ばれ、「おおいた豊後大野ジオパーク」にも認定されているなど、大分を代表する観光スポットのひとつとして知られています。

豊後大野市は山々に囲まれた地形のため、道中はワインディングロードが続く爽快なツーリングコース。走りの楽しさと、滝の絶景をどちらも味わえるのがこのエリアの魅力です。

この記事では、原尻の滝の見どころ・アクセス・駐車場・周辺ランチ情報などを、初めて訪れる方にもわかりやすく紹介します。ツーリングやドライブの目的地選びの参考にしてみてください。

基本情報

  • スポット名:原尻の滝(はらじりのたき)
  • 所在地:〒879-6631 大分県豊後大野市緒方町原尻936-1
  • アクセス:JR豊肥本線「緒方駅」から車・バイクで約5分
  • 入場料金:無料
  • 駐車場:無料 (道の駅「原尻の滝」の駐車場を利用可)
  • 営業時間:(3月~11月)9:00~17:30(12月~2月)9:00~16:30 ※原尻の滝自体は24時間見学可能です。
  • 訪問日:2025年10月
  • 公式サイト[公式]道の駅 原尻の滝

地図(Googleマップ)

原尻の滝とは

大分県豊後大野市にある「原尻の滝」は、幅約120メートル・高さ約20メートルを誇る壮大な滝です。田園風景の中に突然現れるダイナミックな景観が特徴で、その美しさから“東洋のナイアガラ”とも呼ばれています。

この滝は、約9万年前の阿蘇山の大噴火によって流れ出た火砕流が冷え固まり、その後の長い年月を経て浸食されてできたもの。崖の表面には柱状節理と呼ばれる独特の地形が見られ、地質的にも貴重なスポットです。近くにある「沈堕の滝」も、同じ火山活動によって形成されたとされています。

おすすめポイント

  • “東洋のナイアガラ”と称される「日本の滝百選」に選ばれた原尻の滝は、幅約120メートル・高さ約20メートルを誇る迫力のある滝。アーチ状に広がる滝はまさに絶景です。
  • 滝の下流には木造の吊り橋「滝見橋」が架かっており、そこから滝の全景を一望できます。上流側には沈下橋もあり、これらをつなぐ遊歩道を歩けば、滝の周りをぐるりと一周することも可能です。
  • 道の駅「原尻の滝」から徒歩すぐの場所にあり、駐車場からのアクセスも抜群。道の駅では地元の特産品や郷土料理も楽しめるため、観光やツーリングの立ち寄りスポットとしてもおすすめです。
遊歩道を歩けば滝を一周できます
下流側び滝見橋は歩くと揺れるため高所恐怖症の方は注意
沈下橋を歩けば上流からの景色も楽しめます

飛び込み・転落事故に注意

原尻の滝は上流側からも滝を間近に眺められますが、周辺には柵が設けられていない場所もあり、これまでに滝壺へ転落する事故が発生しています。見学の際は、絶対に川に入ったり、危険な場所へ近づかないよう注意が必要です。

2025年7月には、友人と訪れていた韓国人の大学生(19歳)が滝壺に飛び込み死亡する事故が発生しました。さらに翌月の8月にも、67歳の女性が転落し亡くなる事故が起きています。安全のためにも、撮影や見学の際は十分に注意しましょう。

駐車場・バイク駐輪場の情報

原尻の滝を訪れる際は、道の駅 原尻の滝の無料駐車場(約200台)を利用できます。駐車スペースは広く、バイク専用の駐輪スペースも十分に確保されているため、ツーリングでも安心です。

道の駅「原尻の滝」駐車場
バイク駐輪スペース

実際に行ってみた感想

今回は別府方面から下道(県道412号 久住高原野津原線)を南下し、原尻の滝を目指しました。道中のワインディングロードは、ドライブやバイクツーリングを楽しむにはぴったりのコース。ただし、ガソリンスタンドやコンビニがほとんどない山道なので、事前に給油を済ませておくと安心です。

原尻の滝は道の駅から徒歩ですぐの場所にあり、休憩ついでに気軽に立ち寄れるのが魅力。あいにくの曇り空でしたが、滝の迫力と壮大な景観はしっかりと堪能できました。滝を一周できる遊歩道も整備されており、所要時間はおよそ15分。ちょっとした散策にはちょうどいい距離感でした。

滝見橋は木製の吊り橋でかなり揺れるため、高所が苦手な私には少し怖かったです(笑)。橋の上では景色をゆっくり楽しむ余裕はありませんでしたが、無事渡り切れてよかったです。

写真

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原尻の滝周辺のおすすめランチ

レストラン白滝

道の駅内にあるレストランで、大分名物のとり天や郷土料理のだんご汁など、地域の野菜を使った料理を楽しめます。田舎の素朴な味わいが魅力で、観光やツーリングの休憩にぴったりです。

レストラン白滝 MENU-[公式]道の駅 原尻の滝

だるま製麺所

原尻の滝から車・バイクで約20分の場所にある人気のうどん店です。讃岐うどんをベースに独自開発された自家製麺は独特なコシが特徴。大分県産の良質な干し椎茸でとった出汁は、優しい香りとまろやかな旨味が広がります。一人でも入りやすく、ソロツーリングやドライブ途中のランチにもおすすめです。

温玉ぶっかけとミニかき揚げ丼 1,060円

ツーリング中のタイヤ空気圧管理に便利なアイテム

長距離ツーリングでは、走行距離や気温の変化によってタイヤの空気圧が変化しやすいのが特徴です。高速道路を何百キロも走ったり、山間部や夜間走行で気温が下がったりすると、空気圧の低下が燃費やハンドリング、安全性に影響を与えることがあります。

そこでおすすめなのが モバイル空気入れ(携帯型電動エアポンプ)
コンパクトでツーリングバッグに収納でき、ガソリンスタンドを探さなくてもその場で空気圧を調整できます。

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実際に私もツーリングの際、出発前に空気圧を調整していても、長時間の走行や気温差で数値が下がっていることがありました。走行前にサッとチェックできるだけで、安心感がまるで違います。

また、いざという時にはUSBやUSB-Cケーブルを接続して、モバイルバッテリーとしても利用可能です。手軽な価格で購入できるため、長距離ツーリング用に一台持っておくと便利です。

九州のおすすめツーリングスポット

阿蘇エリアの定番ルートを一挙紹介。大観峰・ミルクロードはもちろん、宿泊先の選び方までしっかり解説した保存版ガイドです。

まとめ

大分県豊後大野市にある「原尻の滝」は、幅約120メートル・高さ約20メートルの壮大な滝で、“東洋のナイアガラ”とも呼ばれる絶景スポットです。吊橋や沈下橋、遊歩道を通して滝の周囲をぐるりと散策でき、写真撮影や景観鑑賞にも最適です。

アクセスも良く、道の駅「原尻の滝」から徒歩ですぐ。駐車場やバイク駐輪場も広く整備されているため、ツーリングやドライブの立ち寄り先として安心して利用できます。周辺には地元の郷土料理や特産品を楽しめるレストランもあり、観光と食を同時に満喫できます。

訪問の際は、安全のため川や滝壺には近づかず、遊歩道や橋の上から滝を楽しむようにしてください。

雄大な自然と歴史ある地形を感じられる原尻の滝は、ツーリング・ドライブ・観光のどれを目的にしても満足できるおすすめスポットです。

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