鹿児島ツーリングの目的地としてぜひ立ち寄りたいのが、霧島神宮（きりしまじんぐう）。日本神話に登場する「瓊瓊杵尊（ににぎのみこと）」を祀る、鹿児島屈指のパワースポットです。創建は6世紀ともいわれ、悠久の歴史を感じられる神社としても知られています。
霧島の山々に抱かれた神域は、空気そのものが澄んでおり、訪れるだけで心が洗われるような清らかさ。この記事では、霧島神宮の見どころ・アクセス・駐車場情報を、ツーリング・ドライブで訪れる方にも分かりやすくまとめました。
基本情報
- スポット名：霧島神宮（きりしまじんぐう）
- 所在地：〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
- アクセス：九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から車で約40分
- 入場料金：無料
- 駐車場：無料（普通車約500台、バイク駐輪場あり）
- 営業時間：年中無休
- 訪問日：2025年10月
- 公式サイト：霧島神宮公式サイト
地図（Googleマップ)
霧島神宮とは
霧島神宮（きりしまじんぐう）は、天孫降臨神話の主人公・瓊瓊杵尊（ににぎのみこと）を祀る、鹿児島を代表する古社です。創建は6世紀ごろと伝わり、日本全国でも数少ない「神宮号」を名乗る由緒ある神社として知られています。
かつては霧島連山の高千穂峰と御鉢の間に建てられていましたが、霧島山の度重なる噴火により社殿の焼失と移転を繰り返してきました。現在の社殿は江戸時代の正徳5年（1715年）、薩摩藩主・島津吉貴（しまづよしたか）によって再建されたものです。
傾斜地を活かして建てられた社殿は、細部まで豪華な装飾が施され、国宝や重要文化財にも指定されています。朱塗りの社殿が緑豊かな森の中に映え、訪れる人々を神秘的な雰囲気で包み込みます。
また、霧島神宮に古くから伝わる「九面（くめん）」は、九つの神面を指し、「工面（くめん）がつく」という語呂合わせから金運や商売繁盛のご利益があるとされ、ユニークなお守りや授与品も人気です。
周辺には紅葉の名所や、火山活動によって形成された神水峡など、自然の絶景が楽しめるスポットも多く、ツーリングやドライブの目的地としてもぴったりです。
おすすめポイント
- 鹿児島屈指のパワースポットとして知られる霧島神宮は、建国神話ゆかりの神聖な地。
- 本殿裏手から徒歩3分の場所にある「山神社」では、静寂に包まれた森の中で心を整える時間を過ごせます。
- 霧島神宮展望台からは、天気の良い日に桜島や錦江湾を一望できる絶景が広がります。
- 秋は紅葉、春は新緑が美しく、季節ごとに違った表情を楽しめるのも魅力です。
駐車場・バイク駐輪場の情報
霧島神宮には、参拝者用の無料駐車場が約500台分用意されています。敷地も広く、観光シーズンでも比較的スムーズに駐車できるのが魅力です。また、バイク専用の駐輪スペースも整備されており、ツーリング途中の立ち寄りにも安心。道路も整っているため、初めて訪れるライダーでも快適に参拝できます。
実際に行ってみた感想
霧島神宮を訪れるのは今回で2回目。前回と同じく天気にも恵まれて、境内に差し込む光がすごく神秘的でした。やっぱりここは何度来ても特別な雰囲気があります。本殿を参拝したあと、前回は気づかなかった本殿裏の「山神社」にも立ち寄ってみました。木々に囲まれた静かな場所で、ゆっくりと心が落ち着く時間を過ごせます。
雄大な自然と神聖な空気に包まれた霧島神宮は、何度訪れても新しい発見と感動がある場所です。
ツーリング中のタイヤ空気圧管理に便利なアイテム
長距離ツーリングでは、走行距離や気温の変化によってタイヤの空気圧が変化しやすいのが特徴です。高速道路を何百キロも走ったり、山間部や夜間走行で気温が下がったりすると、空気圧の低下が燃費やハンドリング、安全性に影響を与えることがあります。
そこでおすすめなのが モバイル空気入れ（携帯型電動エアポンプ）。
コンパクトでツーリングバッグに収納でき、ガソリンスタンドを探さなくてもその場で空気圧を調整できます。
実際に私もツーリングの際、出発前に空気圧を調整していても、長時間の走行や気温差で数値が下がっていることがありました。走行前にサッとチェックできるだけで、安心感がまるで違います。
また、いざという時にはUSBやUSB-Cケーブルを接続して、モバイルバッテリーとしても利用可能です。手軽な価格で購入できるため、長距離ツーリング用に一台持っておくと便利です。
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まとめ
霧島神宮は、鹿児島ツーリングでぜひ立ち寄りたい定番スポットのひとつです。日本神話にゆかりのある神聖な地であり、自然に囲まれた静かな雰囲気が魅力。山の中にあるためアクセスは少し遠いものの、道中の景色が美しく、ツーリングの目的地としても十分に楽しめます。
本殿の荘厳な佇まいや、裏手にある山神社の静けさは、何度訪れても心が洗われるような感覚を与えてくれます。周辺には温泉や展望台などの見どころも多く、走りながら鹿児島の自然を満喫できるのも魅力です。
都会の喧騒を離れ、神話の世界に包まれるような時間を過ごせるツーリングルートとしておすすめです。
