阿蘇ツーリングといえば、阿蘇外輪山の大パノラマを望む「大観峰」や、阿蘇山火口へ続く「阿蘇パノラマライン」が定番スポットですよね。しかし、人が少なくゆったりと絶景を楽しみたいなら「仙酔峡(せんすいきょう)」も外せません。
標高約900mに位置する仙酔峡は、眼下に阿蘇カルデラ北側の阿蘇谷と北外輪山を一望できる絶景スポット。
仙酔峡へ向かう道中からは、阿蘇中岳や高岳を間近に望む迫力の景観が続き、バイクや車で走るだけでも感動的。また、絶景を背景に愛車と一緒に写真撮影するのもおすすめです。
この記事では、仙酔峡の見どころ・アクセス方法・駐車場情報を、初めて訪れる方にもわかりやすく紹介します。阿蘇ツーリングやドライブで、定番以外の「穴場スポット」を探している方はぜひ参考にしてください。
基本情報
- スポット名:仙酔峡(せんすいきょう)
- 所在地:熊本県阿蘇市一の宮町宮地仙酔峡一帯
- アクセス:熊本ICから車で約1時間30分
- 入場料金:無料
- 駐車場:無料(普通車150台、バス5台)
- 訪問日:2025年10月
- 公式サイト:[公式]阿蘇観光協会
地図(Googleマップ)
仙酔峡とは
阿蘇中岳と高岳の北麓に位置する、標高約900mの渓谷「仙酔峡(せんすいきょう)」。その名は、“仙人が酔うほど美しい峡谷”という言い伝えに由来します。
一帯には約5万株ものミヤマキリシマ(阿蘇を代表するツツジの一種)が自生しており、5月中旬頃には山肌一面がピンク色に染まる景観が広がります。遊歩道をのんびり散策するのはもちろん、駐車場からでも阿蘇の雄大な地形を楽しむことができます。

おすすめポイント
- 標高約900mから望む阿蘇カルデラの絶景。眼下には阿蘇谷、遠くには北外輪山を一望できます。
- 春にはミヤマキリシマの群生が見頃を迎え、鮮やかなピンクの花が山肌を彩ります。
- 阿蘇の絶景を背景に愛車との写真撮影スポットとしても人気です。



駐車場・バイク駐輪場の情報
仙酔峡には無料駐車場(約150台)が完備されています。駐車スペースは広く、バイクでのツーリングでも安心して利用可能です。平日は比較的空いており、阿蘇の絶景をゆっくり楽しみたい方にもおすすめです。


実際に行ってみた感想
SNSでたまに目にしていた「阿蘇の絶景」。その場所を調べていて見つけたのが仙酔峡でした。
阿蘇は何度訪れても新しい発見がある、まさに九州屈指のツーリングスポット。いつもは阿蘇市街から阿蘇山火口へ向かう「阿蘇パノラマライン」を走ることが多いのですが、今回は新たなルート開拓として仙酔峡へ行ってみることにしました。
阿蘇市街からは車やバイクで約15分とアクセスも良く、時間に余裕があれば阿蘇観光の立ち寄りスポットとしても最適です。
道中はやや狭い箇所もありますが、平日であれば交通量も少なく、のどかな阿蘇の風景をゆっくり楽しめます。途中でバイクを止めて写真を撮るのにもぴったりな道で、阿蘇の雄大さを改めて感じられました。
写真
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仙酔峡周辺のおすすめグルメ
阿蘇ツーリングの途中に立ち寄りたい人気グルメを紹介します。どのお店もライダーや観光客に人気で、阿蘇の恵みを味わえる名店ばかりです。
いまきん食堂
阿蘇のブランド牛「あか牛」を贅沢に使った名物「あか牛丼」が看板メニュー。やわらかくジューシーな肉と、甘辛いタレの相性が抜群で、行列必至の人気店です。
鉄板焼 阿蘇まーぼー
阿蘇神社の門前町商店街にある鉄板焼き専門店。香ばしい鉄板料理とボリューム満点の定食が評判で、ツーリング中のランチにもぴったり。ライダーの立ち寄りスポットとしても人気です。
ASO MILK FACTORY
阿蘇の自然に囲まれた複合施設で、カフェ・チーズ工房・ショップなどが併設。濃厚な阿蘇ミルクを使ったソフトクリームは必食。
仙酔峡と合わせて訪れたいおすすめスポット
阿蘇神社
全国に約500社ある阿蘇神社の総本社で、創建から2,500年以上の歴史を誇ります。2016年の熊本地震で楼門が倒壊しましたが、現在は復旧し、美しい姿を取り戻しています。大観峰や阿蘇山からもアクセスしやすく、無料のバイク駐輪場も完備されています。
草千里ヶ浜
阿蘇観光の定番スポット。広大な草原が広がり、運が良ければ放牧中の馬にも出会えます。火口ルートの途中にあるため、ツーリングの休憩にもぴったりです。
ツーリング中のタイヤ空気圧管理に便利なアイテム
長距離ツーリングでは、走行距離や気温の変化によってタイヤの空気圧が変化しやすいのが特徴です。高速道路を何百キロも走ったり、山間部や夜間走行で気温が下がったりすると、空気圧の低下が燃費やハンドリング、安全性に影響を与えることがあります。
そこでおすすめなのが モバイル空気入れ(携帯型電動エアポンプ)。
コンパクトでツーリングバッグに収納でき、ガソリンスタンドを探さなくてもその場で空気圧を調整できます。

実際に私もツーリングの際、出発前に空気圧を調整していても、長時間の走行や気温差で数値が下がっていることがありました。走行前にサッとチェックできるだけで、安心感がまるで違います。

また、いざという時にはUSBやUSB-Cケーブルを接続して、モバイルバッテリーとしても利用可能です。手軽な価格で購入できるため、長距離ツーリング用に一台持っておくと便利です。

九州のおすすめツーリングスポット
阿蘇エリアの定番ルートを一挙紹介。大観峰・ミルクロードはもちろん、宿泊先の選び方までしっかり解説した保存版ガイドです。
まとめ
阿蘇の「仙酔峡」は、季節ごとに表情を変える自然と雄大な景観が魅力のスポット。春はミヤマキリシマの群生、夏は一面に広がる深緑の草原、秋は紅葉、冬は霧氷と、四季折々の絶景を楽しめます。阿蘇神社や草千里ヶ浜など周辺観光地へのアクセスも良く、阿蘇ツーリングやドライブの立ち寄りにも最適。自然とグルメの両方を楽しみたい人におすすめの、阿蘇らしさを満喫できるスポットです。
















