熊本県南阿蘇村にある「白川水源」は、日本名水百選にも選ばれた人気のパワースポット。阿蘇ツーリングの途中で立ち寄る癒しスポットとしても人気です。
阿蘇市街地からは、阿蘇パノラマラインや箱石峠を抜けてアクセスでき、道中は阿蘇五岳を望む絶景ルート。爽快なワインディングを楽しんだあとに、清らかな湧水と静かな自然に包まれる白川水源で一息つくのがおすすめです。
この記事では、白川水源の見どころ・アクセス・駐車場情報を、初めて訪れる方にもわかりやすく紹介します。阿蘇や南阿蘇方面へのツーリング・ドライブを計画している方は、ぜひ参考にしてください。
基本情報
- スポット名：白川水源（しらかわすいげん）
- 所在地：熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川2040
- アクセス：熊本ICから車で約60分。阿蘇市街地から車で約50分。
- 入場料金：環境保全協力金100円（中学生以下無料）
- 駐車場：無料
- 営業時間：年中無休 （協力金受付は夕方で終了）
- 訪問日：2025年10月
- 公式サイト：南阿蘇村ホームページ
地図（Googleマップ)
白川水源とは
熊本県南阿蘇村にある白川水源は、環境省の「名水百選」にも選ばれている県内屈指の湧水スポットです。四季を通して水温は約14℃。毎分60トンもの水が湧き出し、熊本市内を流れる「白川」の源流となっています。
湧き水はそのまま飲むことができ、自由に持ち帰ることも可能です。現地では加熱処理済みの飲料水や空のペットボトルも販売されているため、手ぶらで訪れても安心です。
おすすめポイント
- 白川水源の湧水は、そのまま飲める天然水として人気。ボトルを持参すれば持ち帰ることができ、売店では専用ボトルも購入できます。
- 周囲は木々に囲まれた静かな空間で、透き通る水面とせせらぎの音が癒しの時間を演出してくれます。また、すぐそばには白川吉見神社があり、徒歩ですぐ参拝が可能。水の神様「国龍大明神」と「罔象女神（吉見神）」が祀られており、パワースポットとしても知られています。
- 阿蘇市街地からは、箱石峠や阿蘇パノラマラインを経由して約40〜50分。絶景ルートを走り抜けた後に立ち寄る休憩スポットとしてもおすすめです。ツーリング中に冷たい湧水でリフレッシュするのも格別です。
注意点
白川水源では、ペットボトルや水タンク、手足、スマートフォン、カメラなどを直接水源に入れる行為は禁止されています。また、柄杓には直接口をつけず、マナーを守って利用しましょう。
駐車場・バイク駐輪場の情報
白川水源の周辺には複数の無料駐車場があります。平日は比較的空いていますが、週末や観光シーズンは混雑することもあります。それでも第3駐車場まであるため、駐車場所に困ることはほとんどありません。
白川水源の参道入口にある物産館の駐車場には、駐輪場(二輪・自転車)、優先駐車場2台、普通車20台がが用意されています。バイクでも安心して立ち寄れる環境です。
実際に行ってみた感想
南阿蘇の中でも人気の高い観光スポット「白川水源」。環境省の「名水百選」に選ばれているだけあり、これまで見たどの湧水よりも透明度が高く、静かに湧き出る清水の美しさに圧倒されました。
陽の光を受けて水面がきらめく様子は、まさに「癒しの絶景」。阿蘇の雄大な山々を望む絶景ツーリングとはまた違った、静かで神聖な阿蘇の自然を感じられる場所です。
写真
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阿蘇のおすすめグルメ
阿蘇ツーリングの途中に立ち寄りたい人気グルメを紹介します。どのお店もライダーや観光客に人気で、阿蘇の恵みを味わえる名店ばかりです。
いまきん食堂
阿蘇のブランド牛「あか牛」を贅沢に使った名物「あか牛丼」が看板メニュー。やわらかくジューシーな肉と、甘辛いタレの相性が抜群で、行列必至の人気店です。
鉄板焼 阿蘇まーぼー
阿蘇神社の門前町商店街にある鉄板焼き専門店。香ばしい鉄板料理とボリューム満点の定食が評判で、ツーリング中のランチにもぴったり。ライダーの立ち寄りスポットとしても人気です。
ASO MILK FACTORY
阿蘇の自然に囲まれた複合施設で、カフェ・チーズ工房・ショップなどが併設。濃厚な阿蘇ミルクを使ったソフトクリームは必食。
白川水源と合わせて訪れたいおすすめスポット
阿蘇神社
全国に約500社ある阿蘇神社の総本社で、創建から2,500年以上の歴史を誇ります。2016年の熊本地震で楼門が倒壊しましたが、現在は復旧し、美しい姿を取り戻しています。大観峰や阿蘇山からもアクセスしやすく、無料のバイク駐輪場も完備されています。
草千里ヶ浜
阿蘇観光の定番スポット。広大な草原が広がり、運が良ければ放牧中の馬にも出会えます。火口ルートの途中にあるため、ツーリングの休憩にもぴったりです。
ツーリング中のタイヤ空気圧管理に便利なアイテム
長距離ツーリングでは、走行距離や気温の変化によってタイヤの空気圧が変化しやすいのが特徴です。高速道路を何百キロも走ったり、山間部や夜間走行で気温が下がったりすると、空気圧の低下が燃費やハンドリング、安全性に影響を与えることがあります。
そこでおすすめなのが モバイル空気入れ（携帯型電動エアポンプ）。
コンパクトでツーリングバッグに収納でき、ガソリンスタンドを探さなくてもその場で空気圧を調整できます。
実際に私もツーリングの際、出発前に空気圧を調整していても、長時間の走行や気温差で数値が下がっていることがありました。走行前にサッとチェックできるだけで、安心感がまるで違います。
また、いざという時にはUSBやUSB-Cケーブルを接続して、モバイルバッテリーとしても利用可能です。手軽な価格で購入できるため、長距離ツーリング用に一台持っておくと便利です。
九州のおすすめツーリングスポット
阿蘇エリアの定番ルートを一挙紹介。大観峰・ミルクロードはもちろん、宿泊先の選び方までしっかり解説した保存版ガイドです。
まとめ
阿蘇エリアの中でも、白川水源は静かで落ち着いた雰囲気を楽しめるツーリングスポットです。澄んだ湧水と木漏れ日の中を走る時間は、まさに阿蘇の自然を感じられる贅沢なひととき。近くには吉見神社や箱石峠などの見どころも多く、観光客が少ない平日は特におすすめです。
阿蘇の絶景を楽しみながら、ちょっと寄り道気分で立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
