スリ!?海外旅行のちょっと危険な体験談(スペイン編)

スペイン旅行ちょっと危険な体験談

海外旅行をすると、特にヨーロッパなどは観光客を狙ったスリや物乞い、押し売りなどが多いですよね。わたしがスペイン旅行で遭遇した体験をご紹介したいと思います。

スペイン

都市:マドリード 「男女二人組のスリ」

当時わたしは、なるべく旅費を安くするために、ロシア航空の成田/モスクワ経由の便でスペインのマドリードへ行きました。マドリードへ到着したのは午後10時半。入国審査を済ませ、空港から出られたのは、11時を過ぎていました。ここでタクシーを使って、直接ホテルへ向かえばよかったのですが、貧乏性のわたしは、少しでも安く移動するため、市内ホテルの近くまでバスで向かうことにしました。事前に調べていたので、意外と迷わず乗ることができ、スマホでホテルの位置も確認できていたので、安心していました。

バスを下車して、大通りを数百メートル歩けばホテルです。深夜12時近くにはなっていましたが、人通りも多く、長時間のフライトで疲れていたので、少し気が緩んでいました。わたしの背中にはバックパック、右手にはスーツケースを引き、ホテルへ向かっていると、背中になにやら気配が!

振り返ると少年がわたしのバックパックに手を入れていました。

やられた!と思いました。わたしが気がつくと、何事もなかったように、小走りに男女二人組(女の子はおそらく壁役)が去っていき、わたしはただ呆然と立ち尽くすだけでした。

人通りも多かったので、「周りの人もぜったい気付いていただろ!」と思いましたが、そんな優しい世界ではないですね。バックパックの中身を確認したら、幸いパスポートは取られていなかったので、いったんそのままホテルへ向かいました。

ホテルのチェックインを済ませ、部屋で急いでバックパックの中身を確認すると

 

「あれ!?なにもなくなってない!」

 

わたしが、少年に気づくのが早かったのか、(手まで入れられていたので、決して早くはないが)幸い、なにも取られていませんでした。ラッキー⭐️

 

都市:フィゲラス 「物乞いおじいさんがバゲットに完全ロックオン」

バルセロナから電車で2時間程度離れた場所にある、フィゲラスという街に行った時のお話です。かの有名な天才アーティスト/ダリが生まれた街で、わたしは友人と二人で、ダリ美術館を観光しました。その後少し遅めの昼食にすることにしたのですが、美術館の周りのお店はどこも混み合っていたので、帰りの駅へ向かう途中で、お店を探すことに。

1件こじんまりとしたカフェがあったので、そこで食事を取ることにしました。私たちは、テラス席に案内され食事をしていると、老人がゆっくりと私たちのテーブルに近づいてくる。こちらにどんどん近づいてくる。私たちのテーブルの横までくると、テーブルのバゲットを指差して、なにやら物欲しそうにしている。

このような状況になった時に、どうすれば正解なのかはわかりませんが、ここでおじいさんにバゲットを与えてしまうと、今後もここへ来れば、恵んでもらえると思ってしまう。そうなってしまっては、お店にとっても、お客にとっても良くありませんよね。ですので私たちは、この物乞いおじいさんを完全無視を決め込むことにしました。ただこのおじいさん。なかなか引き下がってくれない。ここまでくると我慢比べです。私たちも引き下がるつもりもありません。わたし、向い席に友人、横におじいさんという、おかしな構図でしばらく食事を摂ることになりましたが、最終的に、もらえないと分かったのか、ゆっくりとどこかへ歩いていきました。

日本では、こんなこと起こらないですよね。

皆様もお気を付けましょう。

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