北海道ツーリングは何月がベスト?6〜10月の気候データで徹底比較

北海道白い道

北海道ツーリングは、多くのライダーにとって一度は走ってみたい憧れの地です。どこまでも続く直線道路、広い空、そして圧倒的なスケールの自然。その魅力に惹かれ、毎年北海道ツーリングに出かける人も少なくありません。

しかし実際に走ってみると、「ツーリングの半分が雨だった」「天気が悪くて絶景を楽しめなかった」といった失敗談も少なくないのが現実です。

北海道は広大で、エリアによって天候は大きく異なります。思い込みやイメージだけで時期を選んでしまうと、その差がそのまま満足度の差につながってしまいます。

そこで本記事では、気象庁の平年値データ(1991〜2020年の30年間平均データ)をもとに、6〜10月の以下の項目を比較しました。

  • 平均気温
  • 日照時間
  • 1mm以上の降水日数

感覚ではなく「数字」を基に、北海道ツーリングのベストシーズンを整理します。

※平年値とは、連続する30年間の観測値から算出した平均値のことを指します。これは、世界気象機関(WMO)が推奨する、天候を評価するための基準となる方法です。

北海道ツーリングの現実的なシーズンは6〜10月

エサヌカ線

北海道ツーリングのベストシーズンは、総合的に見て7月です。平均気温、降水日数の少なさ、日照時間のバランスが最も取れており、安定して走りやすい月と言えます。

一方、5月はまだ気温が低く、朝晩は10℃を下回る日もあるため、ツーリングシーズンとしては少し早めです。11月になると北海道では冬の入り口となり、厳しい寒さに見舞われることが多くなります。

もちろん、目的やルートによって最適な時期は変わりますが、「初めての北海道ツーリング」や「天候で失敗したくない」という方にとって、7月は最もリスクの少ない選択と言えるでしょう。

快適度平均気温目安雨の少なさ特徴おすすめ度
6月★★★★☆12〜17℃前後◎ 少なめ混雑少・やや寒い⚪︎
7月★★★★★16〜21℃前後◎ 少なめベストバランス
8月★★★★☆18〜22℃前後⚪︎ 普通ハイシーズン・やや暑い⚪︎
9月★★★★☆16〜19℃前後△ やや多い日照時間が長い⚪︎
10月★★☆☆☆11〜12℃前後△ 地域差あり紅葉◎・寒さ注意
雨の日のナイタイ高原
雨の日のナイタイ高原

6〜10月の平均気温(平年値)を比較

平均気温で見ると、ベストシーズンは7月〜9月です。特に7月は暑すぎず寒すぎず、最もバランスの取れた気温帯といえます。

ただし近年は、北海道でも最高気温が30度を超える真夏日が増えており、日によっては蒸し暑く感じることもあります。そのため、暑さが苦手な方には、気温がやや落ち着き始める9月もおすすめです。

稚内札幌釧路
6月13.0℃17.0℃12.2℃
7月17.2℃21.1℃16.1℃
8月19.5℃22.3℃18.2℃
9月17.2℃18.6℃16.5℃
10月11.3℃12.1℃11.0℃
気象庁 平年値(1991〜2020年)

補足ポイント

  • 道北(稚内):夏でも涼しく、快適にツーリング可能
  • 道央(札幌):北海道の中で気温が上がりやすい地域
  • 道東(釧路):真夏でも比較的冷涼で、過ごしやすい

6〜10月の平均日照時間(平年値)を比較

9月は、全体的にバランスの良い日照時間となっており、稚内(道北)方面を巡るツーリングに適した時期と言えるでしょう。一方、釧路(道東)方面は年間を通して日照時間が短めで、北海道ツーリングとしてはやや難しい気候の地域です。しかし、データを見ると、9月から10月にかけて日照時間が徐々に伸びる傾向があり、道東方面のツーリングはこの時期が最もおすすめです。

稚内札幌釧路
6月154.6時間180.0時間126.8時間
7月142.7時間168.0時間118.9時間
8月150.7時間168.1時間117.6時間
9月172.1時間159.3時間143.9時間
10月134.6時間145.9時間177.0時間
気象庁 平年値(1991〜2020年)

補足ポイント

  • 道北(稚内):9月の日照時間が最も安定しており、夏〜秋のツーリングに適している
  • 道央(札幌):夏は日照時間が長く、ツーリング日和の日が多い
  • 道東(釧路):年間を通して日照時間が短めだが、9〜10月は比較的晴れの日が増える

6〜10月の平均降水日数(平年値 [降水1mm以上] )を比較

6〜10月の平均降水日数を見ると、最も雨の日が少ないのは6月です。8月以降は徐々に降水日数が増え、10月にかけて雨の多い時期となります。

ただし、釧路(道東)に限っては、10月の降水日数が比較的少なくなるため、道東方面のツーリングは秋も快適に楽しめる時期と言えます。

稚内札幌釧路
6月7.9日7.5日8.4日
7月7.9日7.7日9.4日
8月9.1日9.5日10.2日
9月10.8日10.2日9.6日
10月14.0日11.6日7.5日
気象庁 平年値(1991〜2020年)

補足ポイント

  • 道北(稚内):6月、7月は比較的雨が少なく、8月以降は降水日数が増える
  • 道央(札幌):6月、7月は比較的雨が少なく、8月以降は降水日数が増える
  • 道東(釧路):10月は降水日数が少なく、秋ツーリングに最適

それでも欠かせない雨対策

北海道 道の駅

たとえ雨の少ない時期に北海道ツーリングをしても、4日に1回、あるいは3日に1回程度は雨に遭遇する可能性があります。北海道を1週間以上走るツーリングでは、雨と無縁で過ごせる場合はほとんどありません。

そのため、ライダーにとって装備や荷物の雨対策は必須です。レインウェアや防水バッグ、靴の防水対策などをしっかり整え、万全の体制で走れるようにしておきましょう。

① バイク用レインウェア(上下セット)

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雨の日のツーリング対策として、まず押さえておきたいのがレインウェアです。本降りの雨や、長時間の走行が予想される場合は、やはり上下セパレートタイプが安心。

ラフ&ロードのデュアルテックス レインスーツは、防水性と透湿性のバランスが良く、長時間着用しても蒸れにくいのが特徴です。コンパクトに収納できるため、ツーリング時の積載性も優秀。

「今日はしっかり雨対策が必要そうだ」そんな日に頼れる一着です。

② シューズカバー(足元の雨対策)

コミネ ネオレインブーツカバー(ショート)RK-034

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雨の日ツーリングで意外とストレスになるのが、足元の濡れです。ブーツやスニーカーが濡れてしまうと、乾かすのに時間がかかり、翌日のツーリングにも不快な状態が続いてしまいます。

コミネのネオレインブーツカバーは、履いている靴の上から装着でき、コンパクトに持ち運べるのが魅力。急な雨でも素早く対応できるため、ツーリング中の安心感が大きく変わります。

「濡らしたくない」「翌朝も快適に出発したい」そんな人ほど用意しておきたいアイテムです。

③ ハンドルカバー(実は雨対策としても優秀)

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ハンドルカバーは、見た目から敬遠されがちなアイテムかもしれません。しかし、雨の日のツーリングでは「見た目より快適さ」が何より重要です。

雨の日に特につらいのが、グローブが濡れてしまうこと。一度濡れたグローブは不快なだけでなく、乾かすのにも時間がかかります。

ハンドルカバーを装着していれば、雨から手を守れるだけでなく、風による冷えも軽減できます。結果として、手元の快適さが大きく向上し、雨天走行のストレスを大幅に減らしてくれます。

雨の日こそ、その効果を実感しやすい装備です。

④ クイックドライ ジャケット & パンツ(撥水&速乾)

RSタイチ クイックドライ ジャケット & パンツ

ツーリング中に悩ましいのが、「雨は弱いけど、レインウェアを着るほどではない」という状況です。

そんなシーンで活躍するのが、RSタイチのクイックドライシリーズ。撥水性と速乾性を備えているため、小雨や短時間の雨であれば、そのまま走り続けることも可能です。

多少濡れても乾きが早く、宿に着いてからの不快感が少ないのも大きなメリット。急な雨にすぐ対応できないバイク旅だからこそ、こうした「普段着としても使える雨対策装備」があると安心です。

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こちらの記事では、キャンプツーリングにおすすめの防水・積載アイテムや、便利グッズを紹介しています。

北海道ツーリング7日間モデル|初心者向け予算・ルート・キャンプ完全ガイド

オトンルイ風力発電所

気象データを踏まえると、7月〜9月が最も快適に北海道をツーリングできる時期です。

「おすすめの時期はわかったけれど、北海道ツーリングの費用はどれくらい?」「安く回れる時期は?」「必要な日数は?」といった疑問を持つ方のために、初心者でも無理なく回れる7日間モデルルートをまとめました。

このモデルルートでは、以下の内容を確認できます。

  • 1日ごとのおすすめルート
  • おすすめの宿泊(キャンプ場)やツーリングスポット
  • 必要な予算の目安
  • 初心者向けの注意ポイント

▶︎ 詳しくはこちらの記事をご覧ください:

北海道ツーリングまとめ|ベストシーズンと雨対策

北海道ツーリングのベストシーズンは、総合的に見て7月〜9月です。気温、日照時間、降水日数のバランスが最も安定しており、快適に走りやすい時期と言えます。

各エリアごとの特徴も押さえておきましょう。

  • 道北(稚内):夏でも涼しく、日照時間も比較的安定している
  • 道央(札幌):気温が高めで晴れの日が多く、ツーリング日和が多い
  • 道東(釧路):夏は涼しく過ごしやすく、9〜10月も比較的快適

降水日数については、6〜7月が最も少なく、8〜10月にかけて徐々に増加します。ただし道東方面は9〜10月でも降水日数が比較的少ないため、秋のツーリングもおすすめです。

初心者の方や初めて北海道を走る方は、7月のツーリングが最もリスクの少ない選択です。具体的なルートや宿泊、予算の目安は、以下の7日間モデル記事で詳しく確認できます。

▶︎ 詳しくはこちら:

▶︎ こちらの記事では、九州ツーリングのベストシーズンについて解説しています。

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