グラストラッカーのタイヤ交換・適合表まとめ|費用と手順をわかりやすく解説

この記事でわかること

この記事では、グラストラッカーのタイヤ適合情報や、タイヤ交換に使用した工具、さらに実際にリアタイヤを交換したときにかかった費用などを紹介します。

「自分でタイヤ交換してみたいけど、どうやって進めればいいの?」という方の参考になる内容です。

なぜ自分でタイヤ交換しようと思ったか

年々高騰するタイヤ価格や工賃により、バイク用品店での交換はどうしても割高になりがちです。そこで、タイヤや工具をネット通販で安く揃えて、自分で交換してみようと考えました。最近ではDIYでのバイク整備も一般的になっており、工具も手頃な価格で手に入ります。

もちろん、タイヤ交換は決して簡単な作業ではありません。初期投資として工具を揃える必要はありますが、一度覚えてしまえば今後のバイクライフで何度でも活用可能です。長く続ければ続けるほど費用を節約でき、いつまでもお店任せにするよりも維持費を抑えられます。

事前準備と用意したもの(パーツ・工具)

グラストラッカー交換用タイヤの適合情報

ここでは、グラストラッカー用の交換タイヤの適合情報をまとめています。タイヤ交換をスムーズに行うためには、自分のバイクに合ったサイズや型番を事前に確認することが重要です。

※以下の適合情報はあくまで参考です。購入や使用の前には、必ずメーカーや販売店にて正確な適合を確認してください。本サイトの情報に基づくトラブルについては、一切責任を負いかねますのでご了承ください。

車種部位標準パーツ商品リンク
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FチューブDUNLOP 2.75:3.00:3.60*80:90/90-18 TR4
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Rチューブ4.60*120/90*120:130/80-17 TR4
M.CODE134841
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RリムバンドDUNLOP 25-17
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グラストラッカー
ビッグボーイ
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FチューブDUNLOP 3.00*90/100*90/90-19 TR4
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RチューブDUNLOP 4.00*110:120/100*120/90-18 TR4
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RリムバンドDUNLOP 25-18
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グラストラッカー/ビッグボーイ標準タイヤ適合表

準備した工具一覧

メンテナンススタンド(ジャッキ)

グラストラッカーにはセンタースタンドが装備されていないため、タイヤ交換を行う際にはメンテナンススタンドやジャッキが必須です。

今回使用したのは、Toolsislandのモーターサイクルジャッキ。グラストラッカーはジャッキを当てる場所が限られているため、アダプターで高さ調整ができるこのジャッキは非常に便利でした。安定性も高く、作業中の安全性も確保できます。

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木枠ベース

タイヤ交換の作業台として使用するのが、今回DIYで作った木枠ベースです。ホームセンターで揃えた木材を使って簡単に作成できます。

木枠ベースがあるかないかで、作業の安定性は大きく変わります。ホイールがしっかり固定されることで、タイヤ交換作業を安全かつスムーズに行うことができます。

作り方や寸法の詳細については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。

レンチ類(アクスルナット、チェーン調整)

タイヤを外す際には、レンチが必須です。特にアクスルシャフトを外すときはトルクがかかっているため、ハンドルの長いレンチを使うとテコの原理で少ない力でナットを回せます。

今回使用したのは TONEのロングラチェットハンドル。品質とコストパフォーマンスに優れているので、安心して使用できます。

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また、ナットを締める際にはトルクレンチを使い、規定トルクで締めることが重要です。規定値を守らないと、走行中の脱落や事故につながる可能性があるため、必ず準備しておきましょう。

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さらに、フロントタイヤを外す場合は 12mmの六角ビットソケット が必要です。持っていない場合は事前に用意しておくとスムーズに作業できます。

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タイヤレバー

今回のタイヤ交換では、Amazonで購入したタイヤレバーセットを使用しました。セットにはタイヤレバーのほか、リムプロテクターや虫回しなど、タイヤ交換に必要なアイテムが一通り揃っています。

価格は2,000円以下のものも多く、今回はコストを抑えて安いセットを選びました。作業中、ホイールからタイヤを外す際にビードブレーカーがあると便利ですが、今回はタイヤレバーだけで無事に作業を終えることができました。

タイヤレバーは作業性に直結する工具です。安全かつスムーズに作業したい場合は、安価なものよりも信頼できるメーカーの製品を選ぶのがおすすめです。

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ビードクリーム

新しいタイヤを取り付ける際に使用するのが、ビードクリームです。タイヤとホイールの接触面に塗ることで、タイヤの取り付けがスムーズになり、作業負荷を軽減してくれます。

1回の交換で使用する量は少量なので、今回は40gサイズを購入しました。それでも余ることが多いため、一番小さいサイズを選ぶのがおすすめです。

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空気入れ(コンプレッサー)

タイヤに空気を入れる際には、コンプレッサーが必要です。私が使用しているのはモバイルコンプレッサーで、バイクだけでなく、車や自転車にも使える便利アイテムです。

コンパクトで持ち運びやすく、コードレスのタイプなら場所を選ばず使用可能。価格も手頃で、日常的なメンテナンスにも活躍します。タイヤ交換後の空気圧調整が簡単にできるので、DIY整備ではぜひ揃えておきたいアイテムです。

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グラストラッカーのリアタイヤ交換手順

今回は グラストラッカーのリアタイヤ交換手順 を紹介します。

ただし、本記事の内容はあくまで個人の作業記録・参考情報です。実際に作業を行う際は、必ず サービスマニュアルを確認し、正しい手順と規定トルクを守ること を強く推奨します。

⚠️ 免責事項
本記事を参考にした作業で発生した不具合・事故・損害について、当サイトは一切の責任を負いません。作業はすべて自己責任でお願いいたします。

フロントタイヤの交換手順はこちらの記事で紹介していますので合わせてご覧ください⬇️

グラストラッカーのフロントタイヤ交換手順をわかりやすく解説

①リアブレーキロッドを外す

まず、リアブレーキロッドを外します。ブレーキロッドを外すことで、後輪を取り外す際の干渉を防ぎます。

②アクスルナットを緩める

タイヤを外す前に、アクスルナットを事前に緩めておくことがポイントです。ジャッキアップした状態でナットを緩めると、バイクが不安定になり転倒する恐れがあります。

先にナットを緩めておくことで、後の作業が安全かつスムーズに行えます。

  • アクスルシャフト:ソケットレンチ 17mm
  • アクスルナット:メガネレンチ 19mm
アクスルシャフト側
アクスルナット側

③バイクを安定させる

ジャッキアップしてバイクを安定させます。今回は両ステップの2点をジャッキで支え、後輪を浮かせる方法で作業しました。この方法でバイクがしっかり安定するため、リアタイヤの取り外し作業も安心して行えます。

④ホイールを取り外す

アクスルシャフトを慎重に取り外します。

チェーンが汚れないよう、吊るすか地面に木板を敷くと便利です。作業スペースを汚さずに済みます。

これでリアタイヤが無事に外れました。

ブレーキシューカバーやリアスプロケットはフリーの状態になるため、落とさないよう注意してください。小さな部品をなくさないよう、トレーや布の上で作業すると安全です。

⑤ブレーキシューとハブダンパーを外す

ブレーキシューとハブダンパーも取り外します。今回はタイヤ交換に合わせて新品に交換しましたが、走行距離5万キロでもブレーキシューもハブダンパーもそれほど消耗していませんでした

そのため、通常のメンテナンスでは必ずしも交換が必要な部品ではないかと思います。ブレーキシューの残量を確認して、必要に応じて交換するのが良いでしょう。過剰な交換はコストの無駄になることもあります。

アクスルシャフトはパーツクリーナーで清掃し、グリスを塗りました。

⑥タイヤをホイールから外す

木枠台にタイヤをセット

安定した作業台にタイヤを乗せ、作業しやすい状態にします。

空気を完全に抜く

チューブを傷めないよう、空気は必ず完全に抜いてから作業します。

ムシ(バルブ)を外す

チューブのナットを取り外し、ムシを外します。

ビードを落とす

タイヤレバーを2本使い、下向きと上向きに差し込んでビードを浮かせます。その後はもう一本で押し下げてビードを落とします。

タイヤを外す

チューブを噛まないように注意しながら、タイヤレバーで少しずつめくります。半分ほど外れたら、エアバルブを持ってチューブを引き出すとスムーズです。

タイヤをリムから完全に外す

半分ずらした状態でタイヤレバーを入れ、必要に応じてハンマーで軽く叩くと外しやすくなります。

取り外したリムバンド
ホイールの状態

⑦新しいタイヤを装着する

リムバンドを装着

ホイールに錆がある場合は、リムバンドを取り付ける前にヤスリなどでしっかり除去しておきましょう。

ローテーションマークと軽点マークを確認

タイヤの回転方向(ローテーションマーク)を必ず確認し、向きを間違えないように注意しましょう。 また、タイヤにある黄色い軽点マークをバルブの位置に合わせて取り付けると、ホイールバランスが取りやすくなります。

ビードワックスを塗布

タイヤの両面にビードワックスを塗ることで、装着がスムーズになります。

タイヤを半分はめ込む

タイヤを片側だけホイールに押し込みます。

チューブを挿入

チューブは少しだけ空気を入れて膨らませておくと、ホイールに収めやすくなります。 まずはエアバルブの反対側から入れていきましょう。その際、チューブを噛まないように十分注意してください。バルブの位置はホイールに対してまっすぐに合わせ、ナットは本締めせず仮止め程度にとどめておきましょう。

残りのタイヤをはめ込む

タイヤレバーで少しずつ抑えながら、リムにタイヤを収めます。

ムシを取り付ける

タイヤがリムに収まったら、ムシ(バルブコア)を入れてしっかり締めます。

エアを充填し、ビードを上げる

空気を入れてビードが「パンッ」と上がれば成功です。

  • もしビードが上がらない場合は、空気漏れの可能性があります。
  • チューブに穴が開いていないか、再度確認しましょう。

⑧タイヤをバイクに取り付ける

取り外しと逆の手順でホイールを車体に戻します。チェーンを正しくかけ、チェーンの張りを調整してから、アクスルナットを締め付けます。

締め付けは規定トルク(65N·m)で行いましょう。最後にブレーキの効きやタイヤの回転を確認して、問題がなければ作業完了です。

実際にやってみた感想・注意点

今回が初めてのタイヤ交換でしたが、やはり簡単ではありませんでした。実際に作業してみて、いくつか失敗もありました。

まず一番大きな失敗は、新品チューブに穴を開けてしまったこと。YouTubeでタイヤ交換の動画を参考にして、チューブを噛まないように気をつけながら作業したのですが、やはり車種やタイヤサイズが異なると、動画通りにはいきません。

また、ビード落としやタイヤの装着は体全体の力を使う必要があり、慣れている人のようにスムーズにはいきませんでした。特にビードがなかなか上がらず原因が分からなかったのですが、結局は新品チューブに穴が開いて空気が漏れていたことが原因。結果として大幅に時間をロスすることになりました。

作業時間は、トラブルがなければ半日程度で終わると思いますが、私のように問題が起きると丸一日かかる場合もあるので、初めて挑戦する方は時間に余裕を持って取り組むことをおすすめします。

今回は最終的に古いチューブを再利用しましたが、前回交換時に新品にしていたので大きな問題はありませんでした。チューブは消耗品ですが、必ずしも毎回交換が必要ではないと感じます。おすすめは、新品チューブを予備として用意しておき、状態が良ければ古いチューブを再利用、次回交換に回すといった運用です。

また、新品タイヤについている軽点マーク(黄色の丸)を合わせるのを忘れてしまいました。グラストラッカーは高速走行をメインとするバイクではないので大きな影響はなさそうですが、やはり次回はしっかり合わせようと思います。

実際に自分で作業してみて感じたのは、バイクの仕組みをより深く理解できたこと。そして、自分で交換できた達成感と費用の節約は大きな収穫でした。ただし、作業にはリスクも伴います。安全第一で正しい手順を守ることを強くおすすめします。

かかった費用まとめ(節約効果)

バイク用品店で依頼した場合(参考価格・2024年)

  • Dunlopタイヤ前後+リムバンド+チューブ+交換作業 👉 38,016円

今回 Amazon で購入した場合(2025年)

  • Dunlopタイヤ前後+リムバンド+チューブ 👉 23,102円

部品内訳

  • タイヤ(フロント):7,170円
  • タイヤ(リア):10,867円
  • チューブ(フロント):2,045円
  • チューブ(リア):2,045円
  • リムバンド(フロント):480円
  • リムバンド(リア):495円
    合計:23,102円

追加で購入した工具

  • ビードクリーム:502円
  • タイヤレバー:1,979円
  • 木枠(DIY自作):約1,000円
  • 合計:3,481円

節約効果

  • 部品代(23,102円)+工具代(3,481円)= 26,583円
  • バイク用品店依頼との差額 👉 38,016円 − 26,583円 = 11,433円の節約!

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グラストラッカーのメンテナンス項目と交換目安を、走行距離別に整理しています。次に何を点検・交換すべきか確認したい場合は、こちらのまとめ記事が便利です。

まとめ

部品代と追加で購入した工具を合わせても1万円以上の節約になりました。またバイク用品店では、チューブやリムバンドはほぼ半強制的に新品に交換されますが、DIYの場合は2回に1回交換などでさらに費用を抑えることができます。実際、リムバンドはチューブを傷つけなければ毎回新品にする必要はありませんし、チューブもDunlopなどのメーカー品であれば数年で劣化してパンクすることは少ないでしょう。

作業はやや難易度が高く、一度始めると後戻りができません。失敗すればしばらくバイクに乗れなくなるリスクもありますが、実際にやってみて得られる経験や理解は大きな財産です。私自身も新品のチューブに穴を開けてしまう失敗をしましたが、それも良い教訓になりました。

タイヤは後輪の方が早く減るため、DIYであれば前後の交換タイミングをずらすことも可能。お店で作業を依頼すると工賃の都合上、前後セットで交換することが多かったので、この点もDIYのメリットだと感じます。

ただし、初回はスムーズに進んでも半日ほど、トラブルがあれば1日かかることもあるので、時間には余裕を持ちましょう。また、作業の際は必ずサービスマニュアルを確認し、規定トルクでの締め付けや安全管理を徹底することが何より重要です。

工具の初期投資は必要ですが、一度揃えれば工賃を節約でき、何より自分の手で愛車をメンテナンスできる喜びがあります。DIY整備は費用の節約だけでなく、ライダーとしての楽しみを大きく広げてくれるでしょう。

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