個人輸入は安いのか?PCパーツ価格の比較
PCパーツは輸入した方が、安いという話はよく聞きますよね。実際Amazon.com(アメリカ)とAmazon.co.jp(日本)の価格を比較してみると、Amazon.comの価格が安かったりします。ただ送料や関税がいくらかかるかわからないし、わざわざ海外アカウントを作ってまで、個人輸入する価値があるのでしょうか。
実際Amazon.comで購入してみた。
ちょうど自作PCを作るために、パーツを購入しようと部品を選定していたところで、その中でも価格差があるCPU、グラフィックボード、メモリ、M.2 SSDを購入しました。
※PCケースやマザーボード、電源はあまり価格差がなかったので、Amazon.co.jpで購入をしました。
実際わたしがAmazon.comで購入したパーツのリスト
- AMD Ryzen 7 3700X 8-Core, 16-Thread Unlocked Desktop Processor with Wraith Prism LED Cooler
- Gigabyte Radeon Rx 5700 Xt Gaming OC 8G Graphics Card, PCIe 4.0, 8GB 256-Bit GDDR6, Gv-R57XTGAMING OC-8GD Video Card
- Corsair Vengeance RGB Pro 16GB (2x8GB) DDR4 3200MHz C16 LED Desktop Memory – White
- Samsung (MZ-V7E500BW) 970 EVO SSD 500GB – M.2 NVMe Interface Internal Solid State Drive with V-NAND Technology, Black/Red
PCパーツ | Amazon.co.jpの価格
※2020/6/16の価格 |
Amazon.comの価格
※2020/06/28の価格 |
AMD Ryzen 7 3700X 8-Core | ¥39,978 | $274.49 |
Gigabyte Radeon Rx 5700 Xt | ¥52,282 | $409.99 |
Corsair Vengeance RGB Pro 16GB | ¥11,596 | $89.99 |
Samsung (MZ-V7E500BW) 970 EVO SSD 500GB – M.2 | ¥14,949 | $99.99 |
合計 | ¥118,805 | $874.46 (*¥96,191) |
*1ドル=110円換算
パーツの価格差だけをみると、¥118,805-¥96,191=¥22,614と2万円近くの差があります。これはもうAmazon.comで買うしかないのでは!と思ってしまいますよね。
送料と関税はいくら?
Amazon.comで購入画面に進むと、Shipping & Handling(送料)とImport Fees Deposit(関税)が表示されます。トータルの日本円も表示されるので安心ですね。
送料:$49.00 関税:$87.95となりまして、トータルは日本円金額で¥110,818となりました。
送料と関税を含めて再度金額を比較
Amazon.co.jp:¥118,805
Amzon.com:¥110,818
差額:¥7,987
後日Amazon.comからメールがきて、デポジットと関税の差額が返金されました。
返金された分を足しますと、合計¥12,058 お得だったということになりました。
商品の保証は、パーツによっては国内で受けられないこともありますので、リスクを避けるのであれば、輸入せずに購入した方が良いかもしれません。また商品の梱包も国内と比べるとかなりひどい(記事アメリカのアマゾンでPCパーツ購入!配送がとんでもなかった!)ですので、個人輸入はあくまで自己責任で!少しでも安く購入したい人には、おすすめできるかもしれません。ちなみにPCを組み上げてみましたが、パーツ自体は特に問題なく動作しました。(記事【初心者】予算20万で自作PC(ゲーミングPC)を作ってみた。)